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2025.02.17

新車の輝きを維持するために!コーティングで守るべきポイント5選

メンテナンス

 

新車を購入したときの、美しく輝くボディには誰もが心を奪われるものです。その艶やかな塗装は、見ているだけで所有欲を満たしてくれます。しかし、屋外での駐車や日常的な走行を続けるうちに、少しずつ汚れや紫外線の影響で劣化が進み、新車特有の光沢が失われていくことは避けられません。そこで注目すべきなのが「コーティング」です。

コーティングは塗装面を保護し、汚れや紫外線から車を守る重要なメンテナンス方法です。ただし、コーティングを施したからといって、何も気にせずに乗り続けていれば良いというわけではありません。コーティングの効果を最大限に活かし、新車の輝きを長く維持するために押さえておきたいポイントがあります。

本記事では、コーティングで守るべき5つのポイントを詳しく解説します。せっかくの新車を美しいまま保ちたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

 


 

下地処理を徹底する

新車だからといって、納車時の状態が必ずしも完璧というわけではありません。輸送や保管の段階で、細かな汚れや鉄粉、微小な傷が付いている場合もあります。コーティングの効果をしっかり引き出すためには、まずは下地処理を徹底的に行うことが欠かせません。

洗車と鉄粉除去

  • 表面的な汚れを落とす
    新車といえども、ボディには目に見えないレベルで汚れやホコリが付着しています。最初に中性洗剤を使った洗車で、ホコリや油分を落としましょう。
  • 鉄粉クリーナーや粘土バーの使用
    走行中についた鉄粉やピッチ汚れは、普通の洗車では落としきれません。粘土バーや専用クリーナーで、塗装面の凹凸に残っている微細な異物を丁寧に除去することで、コーティングがしっかり密着できるようになります。

コンパウンド磨き(必要に応じて)

  • 小傷やくすみが気になる場合
    新車でも、輸送中や保管中にできたごく浅い擦り傷があるケースがあります。これらを放置すると、コーティングの仕上がりが悪くなったり、光沢が十分に出なかったりします。必要に応じてコンパウンドで磨いてからコーティングすると、より美しい仕上がりを得られます。

 


 

コーティング剤の種類と選び方

コーティングにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴や耐久年数が異なります。目的や予算に合わせて、最適なコーティング剤を選ぶことが大切です。

ガラスコーティング

  • 特徴とメリット
    シリカなどのガラス成分を主に使ったコーティング剤で、硬度が高く、長期間にわたり艶と撥水性を維持できます。耐候性や耐熱性が強いため、紫外線や酸性雨からの保護効果も高いのが魅力です。
  • デメリット
    価格が高めで、施工難易度も比較的高い傾向にあります。DIYでの施工は可能ですが、プロに依頼するほうが失敗リスクを抑えられるでしょう。

ポリマーコーティング

  • 特徴とメリット
    合成樹脂(ポリマー)によるコーティングで、ガラスコーティングよりも施工しやすく価格も手ごろです。艶や撥水効果はしっかり得られるため、気軽にコーティングを始めたい方に向いています。
  • デメリット
    耐久性はガラスコーティングに劣る場合が多く、数か月から半年程度で効果が薄れることも。定期的に再施工を行う手間を覚悟する必要があります。

セラミックコーティング

  • 特徴とメリット
    ガラスコーティングをさらに強化したセラミック成分を含むコーティング剤です。硬度や撥水力が高く、傷や汚れに強いのが特長。高耐久性を求める方には魅力的な選択肢です。
  • デメリット
    施工コストが高額になることが多く、高度な技術が必要なため、施工店選びが重要。DIYには向いていないことが多いです。

 


 

適切な洗車方法と頻度

コーティングで守っている最中も、洗車のやり方を間違えれば被膜を傷めてしまう恐れがあります。せっかくのコーティング効果を無駄にしないためにも、正しい洗車方法と適切な頻度を身につけましょう。

洗車のポイント

  • 前洗いを徹底する
    いきなりスポンジで擦るのではなく、ホースや高圧洗浄機でボディ全体の埃や砂を落としてから洗剤を使います。これにより、砂利や小石を巻き込んで塗装面を傷つけるリスクが下がります。
  • 中性洗剤を使う
    コーティング施工車には、コーティング対応の中性洗剤を使うのがベスト。アルカリ性や酸性の強い洗剤は被膜を痛める可能性があります。
  • マイクロファイバー素材で優しく拭き取る
    洗車後に残った水滴がウォータースポットになると、コーティング面の見た目を損ねます。吸水性の高いマイクロファイバータオルでボディを優しく拭き取り、シミを防ぎましょう。

洗車頻度の目安

  • 3週に1回から1ヶ月に1回程度

    主に屋外駐車の場合は、雨や砂埃が付着しやすいため、3週に1回~1ヶ月に1回程度の洗車が理想的です。洗車機を利用する場合も、ブラシの素材に注意し、ソフトブラシやノンブラシタイプを選ぶと傷が入りにくくなります。
  • 屋内駐車や使用頻度が低い場合
    ガレージ保管で使用頻度も少ない場合は、月1回程度でも問題ないでしょう。ただし、鳥のフンや樹液などが付着していたら、すぐに洗浄するのが鉄則です。

 


 

定期的なメンテナンスでコーティングを長持ちさせる

一度コーティングを施して終わりではなく、メンテナンスを行うことでコーティングの寿命を伸ばし、新車のような輝きを維持できます。

トップコート・メンテナンス剤の活用

  • 撥水力の補強
    コーティング施工後、時間が経つと撥水効果が弱まる場合があります。そんなときは、コーティング専用のメンテナンス剤やトップコートを使って撥水力を補強すると良いでしょう。
  • 傷や汚れをリカバー
    メンテナンス剤によっては、細かい傷や油分を埋めてくれる効果もあります。洗車後にサッと噴霧し、拭き上げるだけで艶を取り戻すことが可能です。

鳥のフンや樹液は即対応

  • 酸性物質が塗装を侵食
    鳥のフンや樹液は塗装面を傷める成分を多く含んでいるため、放置するとコーティング被膜や塗装に深刻なダメージを与える恐れがあります。
  • 水洗いで早めに除去
    見つけたらすぐに水をかけ、柔らかい布で優しく拭き取るのが鉄則です。無理にこすらず、たっぷりの水で浮かせるように落とすのがポイント。

 


 

まとめ

新車の輝きを長く保ち、愛車とのカーライフをより充実させるためには、コーティングで塗装面をしっかり保護することが重要です。ただし、コーティングの種類はガラス系やポリマー系、セラミック系などさまざまあり、耐久性やコスト、仕上がりの好みなどによって選ぶ必要があります。

さらに、下地処理の徹底正しい洗車方法、そして定期的なメンテナンスを組み合わせることで、コーティングの効果は飛躍的に高まります。中性洗剤の使用やマイクロファイバークロスでの優しい拭き取り、汚れを早めに落とすなどの基本を守れば、せっかく施したコーティングを台無しにするリスクを大きく減らせるでしょう。

コーティングは一度施工すれば終わりというわけではなく、施工後のケアこそが大切。プロの施工に加え、日常の洗車やメンテナンス剤の活用によって、新車のような美しい光沢と撥水性を長期間キープできます。ぜひ今回紹介した5つのポイントを押さえて、あなたの新車をいつまでも輝かせてください。

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