コーティング施工後に避けるべき夏のNG行動と正しい対処法

コーティング施工を終えた愛車は、まさに「新車のような輝き」を手に入れた状態です。しかし、その美しさを長持ちさせるためには、施工直後や季節ごとの取り扱いに注意が必要です。特に夏場は、高温・強い紫外線・急激な天候変化といった過酷な環境条件が重なるため、正しいケアが重要になります。
この記事では、コーティング施工後に避けるべき夏のNG行動を具体的に紹介するとともに、万が一やってしまった場合の正しい対処法、そしてアペックスおすすめのメンテナンス方法までを詳しく解説します。
せっかくのコーティングを無駄にしないためにも、ぜひ参考にしてください。
目次
コーティング直後に特に注意すべき「定着期間」
コーティング直後の初期硬化期間とは?
コーティング剤は施工後すぐに硬化が完了するわけではありません。表面硬化後も完全硬化までにはおおよそ1〜2週間程度の「定着期間」が必要とされます(使用するコーティング剤によって異なる)。
この期間中は以下のような要素に特に注意が必要です。
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高温多湿の急激な気候変化
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酸性雨や鳥フン・虫の死骸の付着
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洗車や強い水圧による刺激
この初期硬化期間の管理が、コーティング耐久性のカギを握ります。
夏に特に注意!コーティング後のNG行動とは
直射日光の下での長時間駐車
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ボディ温度が60〜70度以上に達することも
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膜厚のムラ形成や熱膨張による微細クラックの原因に
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特に施工直後の高温は硬化不良を招きやすい
施工直後すぐの洗車
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洗車は最低でも1〜2週間は避けるのが理想
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スポンジ洗車でも表面がまだ不安定で傷をつけやすい
雨上がり後の放置
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夏の強い日差し+酸性雨残留でイオンデポジットが急速に固着
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初期硬化中は水滴放置が特に危険
鳥フン・虫汚れの放置
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酸性成分が短時間で浸食ダメージを発生
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夏の高温では腐敗が進み、短時間でシミ化する恐れあり
ワックスや市販撥水剤の使用
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硬化中のコーティング被膜に余計な油分やケミカル成分を重ねるのはNG
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膜厚不均一・ムラ・密着不良の原因になる
万が一NG行動をしてしまった場合の正しい対処法
イオンデポジット(雨ジミ)ができてしまったら
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早めに弱酸性専用の水ジミ除去剤を使用
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放置期間が長い場合はプロのケミカル処理・軽研磨が有効
鳥フン・虫汚れを見つけたら
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速やかに流水で優しくふやかして流す
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落ちない場合は専用リムーバーとマイクロファイバークロスで優しく除去
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こすりすぎは逆効果、研磨レベルの強い処置は避ける
洗車してしまった場合
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乾拭きは避け、泡立てた中性シャンプーで優しく洗車
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水分残りは超吸水クロスで完全に拭き取る
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状態によりトップコート補充で補強する
夏におすすめのコーティング選び
セラミックコーティング
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高温下でも安定した硬化性能
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紫外線耐久性が高く、色あせ・艶引けを防止
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酸性雨・虫汚れにも強い耐薬品性能
親水性ガラスコート
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雨水が広がりイオンデポジットの原因となる水滴を抑制
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夏場の雨上がり放置リスクを低減
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被膜の自己修復性が高く、小キズも目立ちにくい
滑水性ガラスコート
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水滴が滑り落ちる角度が浅く、濃色車にも有効
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洗車後の水残りを抑え、時短メンテナンスにも好適
アペックスの夏対策施工・サポート内容
アペックスでは、夏特有の気象条件を想定した最適施工を実施しています。
施工環境の徹底管理
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屋内温湿度管理ブースで施工・乾燥
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硬化不良を避ける最適温度コントロール
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使用コーティング剤ごとに定着時間を厳密管理
施工後のアフターサポートも充実
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まとめ
コーティング施工は決して「塗れば終わり」ではありません。特に高温多湿の夏は施工直後〜定着期の扱いが極めて重要です。
ポイントは以下です。
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高温直射日光下の放置を避ける
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初期硬化期の洗車は慎重に
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鳥フン・虫はすぐに処理
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洗車後の水滴は完全に拭き取る
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正しい補助剤で定期的に被膜補強
アペックスでは施工後の定着サポートからアフターケアまで長期的に美観維持をサポートいたします。
真夏のトラブルを未然に防ぎたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。