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2025.12.23

新車のガラスコーティングはディーラーで十分?専門店との違いを解説

「新車だから下地は完璧だと思って、ディーラーでコーティングを付けました。でも艶や持ちが思ったほど…」。店頭でそんな声をよく伺います。結論からお伝えすると、“どこで塗るか”以上に“どう整えて、どう管理して塗るか”が仕上がりとコーティングの耐久性を左右します。本記事では、ディーラー施工とコーティング専門店の施工の違いをとげのない表現で整理し、新車のガラスコーティングで後悔しない判断基準をまとめてみました。納車前後の動き方や、環境別の選び方にも触れます。今日からの比較検討に活用してください!


納車前に洗い出す:新車塗装の“実情コンディション”チェックリスト

新車塗装は綺麗ですが、輸送・保管・PDI(納車前点検)の過程で微細な付着物や薄いスクラッチが入ることがあります。私たちはまず、付着物/微細キズ/塗装の膜厚を確認します。

確認項目 見るポイント
輸送・保管由来の付着物 鉄粉・花粉膜・雨染みの輪郭(イオンデポジット初期)
微細スクラッチ 洗車キズ、拭きムラ、A/Bピラーのヘアライン傷
塗装肌(肌目) オレンジピールの強弱と映り込みの直線性

用語ミニ定義

  • 親水/疎水/撥水:水が広がる/ややはじく/強くはじく性質(接触角で評価)。親水は水膜になり、乾きムラが出にくいのが特長です。
  • pH:酸・アルカリの度合い。洗車は中性(pH6〜8)が基本。ミネラル膜は弱酸性でリセットします。
  • 露点:結露が起こる温度。結露→急乾燥の反復は輪郭シミの温床です。

ベース整備が9割:新車でも“洗う→整える→守る”の順で品質が決まる

コーティングの仕上がりは下地が大きく左右します。新車でも、予洗い→洗浄→鉄粉やスケールの除去→下地処理(塗装面の研磨)→脱脂の工程で、コーティング被膜が密着する「素地」を整えます。施工は屋内ブースで湿度と温度管理を徹底することが理想です。

チェック

“新車だから無キズ”とは限りません。磨コーティングの密着性を高め、効果を最大限に引き出すためにも、下地を整える”のがコツです。

ディーラーと専門店の違い:工程と品質管理をていねいに比較

ディーラー施工は、主に外注の出張作業やメカニックの方が液剤を塗布するケースがあり、作業場所や時間配分、下地処理の範囲が専門店と異なることがあります。どちらが絶対に良い/悪いという話ではなく、体制の違いが結果の個体差につながりやすい、という理解が現実的です。

観点 ディーラー施工(一般的な体制) 専門店施工(アペックスの体制)
作業場所・環境 整備ベイや屋外での実施も。温湿度・粉塵の管理は状況による。 屋内ブース固定15〜25℃/40〜70%RHで露点差管理。
下地処理の範囲 時間都合で無研磨〜軽微処理に留まることが多い。 スポットで極薄研磨。必要最小限で映り込みを整える。
膜厚・塗り分け 製品規定の範囲内。個人差が出やすい。 面積と形状で規定量を可視管理。目安0.2〜1.0μmを均一化。
保管・初期硬化 屋外保管になる場合も。天候影響を受けやすい。 屋内で管理乾燥。結露・粉塵を回避。
アフターケア 車検・点検時に案内。日常の洗車設計は店舗差。 洗車pH設計・季節頻度・弱酸性リセットまで運用設計を同梱。
注意:ディーラー施工でも丁寧な事例は多くあります。違いは体制と時間配分。新車でも「整える工程」が入るかを事前に確認すると安心です。

直前48時間の仕上げスケジュール:受け取り〜初期硬化の動き方

タイムライン(屋内施工を前提)

  • 48〜24時間前:予洗い→中性洗車(pH6〜8)→完全乾燥。露点が近い時間帯の洗車は避けます。
  • 施工当日:屋内で温湿度管理(15〜25℃/40〜70%RH)→パネルごとに脱脂→規定量で均一塗布。
  • 帰宅後24時間:濡らさない・触れない・屋根下保管。結露→急乾燥の反復を避けます。

ポイント

納車日と天候を合わせづらい場合は、施工店での保管体制を確認しましょう。初期24時間の管理が、シミやムラを大きく左右します。

屋根下/屋外で変わる“性質の選び方”:親水を基本に、撥水は運用でカバー

屋外常駐なら親水性を第一候補にします。雨水+汚れが粒状で残ると乾燥時に輪郭が出やすく、イオンデポジットの見え方が強くなります。親水は水膜になって流れ、乾きムラを抑えます。撥水を好む場合は、ブロー乾燥/早期拭き上げ/月1の弱酸性リセットを運用に組み込み、粒残りを管理します。

やりがちNGとリカバリー:納車直後の洗車・ケミカル選定

✅ DO(やるべき)

  • 日陰・ボディ温度15〜25℃で洗車。
  • 中性(pH6〜8)シャンプー→十分なリンス→ブロー乾燥。
  • 月1回、弱酸性でミネラルをリセット。
  • 雨上がりは粒を残さず早めに拭き上げ。
  • マイクロファイバーは清潔・大判・面で当てる

⛔ DON’T(避ける)

  • 炎天下・高温ボディでの洗車や施工。
  • 強アルカリ・強酸を原液のまま放置
  • 濡れたまま放置して自然乾燥に任せる。
  • 砂埃が残ったまま強くこする。
  • 青空下での初期硬化放置(結露・粉塵)。

リカバリーの勘所

輪郭シミは弱酸性で中和→流水で完全リンス→ブロー乾燥。拭きキズが見える場合は“洗浄で異物ゼロ”を確認してから、必要最小限の超微粒研磨で整えます。

ショップ価値:アペックスが新車で“やっていること”

私たちは、屋内ブース固定・露点差管理・必要最小限の下地処理・規定量塗布・初期乾燥管理・運用設計の同梱までを一貫のセットにしています。新車らしい“ヌケの良い艶”を長く維持するには、塗る前と塗った後の両方に手を入れることが近道です。

費用と時間の目安:どこに投資すると“効く”か

  • 環境(屋内・温湿度・粉塵):ムラ・ホコリ噛み・初期シミの回避に直結。コストを割く価値が高い部分です。
  • 下地処理:“磨くための磨き”はしませんが、映り込みを崩す微傷だけは整えると見栄えと持続が安定します。
  • 運用設計:中性洗車・ブロー乾燥・月1弱酸性リセット・季節の頻度設計は、費用対効果が大きい投資です。

結論の持ち帰り:明日から変える3ポイント

  • 比べ方:“誰がどこでどう整えて塗るか”を確認。屋内・温湿度・下地処理の実施有無が鍵です。
  • 選び方:保管環境で性質を選ぶ。屋外常駐は親水を基本、撥水は運用でカバー。
  • 続け方:中性(pH6〜8)洗車+ブロー乾燥+月1弱酸性リセットで、イオンデポジットを抑えます。

新車の艶は“整えて塗る”で決まります

下地最適化×屋内環境×親水/撥水の最適化×運用設計までワンストップでご提案します

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参考文献

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