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2025.12.25

高級車・輸入車こそ専門店のコーティングがおすすめな理由とは?

「新車の輸入車を買ったのに、よく見ると細かい線キズやくすみが気になる…」。実はこれ、珍しいことではありません。高級車・輸入車は製造〜輸送〜納車前点検までのどこかで微細な研磨痕やイオンデポジットの初期像が入っていることがよくあります。この記事では、なぜ専門店のコーティングが適しているのかを、下地処理・施工環境・メンテ設計の3つの視点からやさしく整理しました。納車前後のチェックリストも用意しましたので、比較検討に活用してください!


納車・乗り換え前に洗い出す:高級車塗装の“実情コンディション”

高級車(特に輸入車)は量産工程が丁寧な一方、工場出荷時の微細研磨痕や、海上輸送・保管で付く線キズやミネラル膜が残っていることがあります。まずは「無キズではない前提」でボディを確認しましょう。

確認項目 見るポイント
研磨痕(オーロラ) 光源下で円弧状に見える微細スクラッチ。特に黒・濃色で顕著。
輸送起因の付着物 鉄粉・塩霧・花粉膜。ザラつきや粒の残り。
初期の輪郭シミ イオンデポジットの前駆。円形の淡い輪郭や白濁。

用語ミニ定義

  • 親水/疎水/撥水:水が広がる/ややはじく/強くはじく性質(接触角で評価)。親水は水膜になり乾きムラを抑えます。
  • pH:酸・アルカリ度。洗車は中性(pH6〜8)が基本。ミネラル膜は弱酸性でリセット。
  • 膜厚:コーティング層の厚み。一般的に0.2〜1.0μmの薄膜で光学的に下地が出ます。
  • 露点:結露が始まる温度。露点差を確保しないとムラやシミの原因に。

高級車のベース整備:時期を問わず“洗う→整える→守る”が9割

艶と持続は下地が決めます。当店では予洗い→シャンプー洗車→鉄粉・スケール除去→必要最小限の極薄研磨→脱脂→被膜形成のためのコーティング塗布順に進めます。施工は完全室内施工。温度と湿度を管理、年間を通して、安定した仕上がりをご提供します。

プロセスの要点(実作業)

  • 洗う:高圧予洗い→中性(pH6〜8)洗車→十分なすすぎ→ブロー乾燥。
  • 整える:鉄粉除去→イオンデポジットの除去→パネルごとの超微粒研磨→脱脂
  • 守る:規定量で均一塗布→初期硬化は屋内管理。

ポイント

「磨くための磨き」はしません。映り込みを崩す傷だけを最小ダメージで整えるのが重要なポイントです。

症状別メンテ:ライン研磨キズ・イオンデポジットの原因と対処

工場やPDIの研磨工程で付く薄い“オーロラ傷”、屋外保管で進むミネラル輪郭は、洗浄→専用ケミカル剤でリセット→必要に応じて極薄研磨の順で整えます。輪郭シミは放置で固着が進むため、定期な除去がおすすめとなります。

現場対応の流れ

  • 異物を完全除去(砂塵が残ると追い傷の原因)。
  • スケールは酸性ケミカルを使用し、除去。
  • コーティング密着の妨げとなる傷を超微粒研磨→コーティング塗布。

チェック

黒や濃色は、光源と角度で傷の見え方が大きく変わります。ボディのチェックは複数光源で行い、昼外光・色評価灯の両方で確認しましょう。

環境別の最適解:屋外/屋根下/積雪地で“性質”を選ぶ

屋外常駐が多い輸入車は、雨粒が玉状に残ると乾燥時に輪郭が出やすく、イオンデポジットが目立ちやすくなります。まずは親水性を基本に検討し、撥水を好む場合は定期的な洗車でボディへの汚れの長期付着を軽減し、イオンデポジットの付着リスクを低減させましょう。また、積雪地は融雪剤の影響があるため、下回り洗浄の頻度を上げます。

やりがちNGとリカバリー:艶消し化・オーロラ再発を防ぐ

✅ DO(やるべき)

  • 日陰でボディ温度15〜25℃を維持して洗う。
  • 中性シャンプー→十分なすすぎ→ブロー乾燥。
  • 月1回の洗車で汚れの付着をこまめにリセット。
  • マイクロファイバーは清潔・大判・面圧低めで。
  • 光源を変えて傷をチェック(色評価灯+自然光)。

⛔ DON’T(避ける)

  • 炎天下・高温ボディでの洗車や施工。
  • 強アルカリ/強酸を原液のまま長時間放置
  • 濡れっぱなしで自然乾燥に任せる。
  • 砂塵が残るまま強くこする。
  • 青空保管での初期硬化放置(露点未管理)。
注意:マット塗装・サテンPPFは研磨不可です。化学洗浄と正しい洗車設計で管理します。施工前に必ず仕様を共有してください。

ボディ以外も同時に固める:グロスピラー/ピアノブラック/未塗装樹脂

輸入車はピアノブラック部やグロスピラーが大きく、ここに拭きキズが入ると高級感が一気に下がります。樹脂パーツはUVで白ボケしやすいため、素材に合わせたプライマーや樹脂用コートを併用します。部位ごとにケミカルのpH適合を確認し、均一に仕上げます。

直前48時間の仕上げスケジュール:受け取りから初期硬化まで

タイムライン

  • 48〜24時間前:中性洗車(pH6〜8)→完全乾燥。露点が近い時間帯の洗車は避ける。
  • 施工当日:屋内で15〜25℃/40〜70%RH管理→脱脂→規定量で均一塗布(0.2〜1.0μm)。
  • 帰宅後24時間:濡らさない・触れない・屋根下保管。結露と急乾燥の反復を避ける。

勘所

納車日と天候が合わない場合は、保管・乾燥の体制を事前に相談しましょう。初期24時間の管理が仕上がりを左右します。

専門店の価値:アペックスが高級車で実装していること

観点 一般的な簡易施工 アペックスの基準
作業環境 整備ベイや屋外での施工もあり、温湿度は状況依存。 屋内ブース固定
下地処理 無研磨〜軽微処理で時間短縮。 必要最小限の超微粒研磨で塗装を整える。
初期硬化 屋外保管になる場合も。 屋内乾燥管理で粉塵・結露を抑制。
運用設計 洗車頻度やケミカルはユーザー任せ。 アフターケアメンテナンスで徹底サポート

費用と時間の目安:どこに投資すると“効く”か

  • 環境への投資:屋内・温湿度・露点差管理はムラ・ホコリ噛み・初期シミの回避に直結。
  • 下地の最適化:「磨きすぎない」前提で、見栄えと再発抑制に効く範囲を最小量で。
  • 運用設計:中性洗車+ブロー+月1弱酸性リセットでイオンデポジットの固着を抑える。

結論の持ち帰り:明日から変える3ポイント

  • 点検:高級車・輸入車は「傷や付着物がある前提」で多光源チェック。
  • 選定:保管環境で性質(親水/撥水)を決め、運用で足りない部分を補う。
  • 依頼先:下地処理・屋内環境・初期硬化・運用設計まで一貫対応の専門店へ。

高級車の艶は「下地×環境×運用」で決まります

下地最適化×屋内ブース施工×性質の最適化×メンテ設計までワンストップでご提案します

👉 宇都宮でのコーティングはアペックスまで


参考文献

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